発達障害だと恋愛を諦めるべき？感じる5つの理由とできること

このように悩む人もいるのではないでしょうか？

結論から言いますと、発達障害だからといって恋愛を諦める必要はありません。

発達障害の特性を受け入れたり、気にしないと思ってくれたりする人も一定数おり、Web上でも「恋愛や結婚を楽しんでいる」という声が見られました。

加えて、ASD傾向強めの僕も、2023年にマッチングアプリで出会った人と結婚。

今、幸せな生活を過ごしています。

筆者の自己紹介

とはいえ、そのままの自分で体当たりしても出会えるわけではなく、かえってつらい思いをするかもしれません。

これを防ぐために、まず以下の5つを行うのをおすすめしたいです。

この記事で詳しく解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

発達障害の人でも恋愛を諦めなくていい

最初に紹介した通り、発達障害だからといって恋愛を諦める必要はありません。

実際、僕自身だけでなく以下のように「発達障害でも恋愛・結婚を楽しんでいる」という人はたくさんいます。

出来ますよ！諦める事無いですよ！
私も発達障害ですが結婚前提にお付き合いしてる彼氏が居ます。彼は発達障害も含めて好きだし一緒に居たいって言ってくれてます。
きっと理解してくれる方が居るはずなので諦めないで良いと思います！

引用元：Yahoo!知恵袋

私は結婚して24年目の専業主婦で、発達障害が判明したのは５年前で。
高卒で就職した会社で職場恋愛で結婚しました。旦那は健常者。

引用元：Yahoo!知恵袋

39歳で結婚して一年になります。幼い頃から、勉強の理解が遅く、社会人になると、仕事で躓きました。見た目では発達障害者とはわかりません。彼とは趣味サークルを通じて知り合いました。一人趣味でも、婚活意外に楽しみを持つのはどうかしら。

引用元：発言小町

また、ADHDを持つ僕の友達も彼女と付き合って長く、今は同棲もしています。

発達障害の人が恋愛を諦めようと感じる理由

とはいえ、発達障害の人が恋愛を諦めようと感じるのは、相応の理由があるから。

以下の5つについて、詳しく見ていきましょう。

理由①：コミュニケーションが苦手

発達障害の人の多くは、コミュニケーションが苦手。

特に、ASDの人ほど悩みがちです。

自分の気持ちをうまく言葉にできないし、相手の気持ちを察するのも至難の業。

恋愛で必要不可欠な「会話」に対して苦手意識やコンプレックスがあると、「恋愛なんて向いてない」と考えがちです。

理由②：普通でいようと頑張りすぎて疲れる

学校や職場で、周囲になじもうと頑張った経験があるでしょう。
（いわゆる「擬態」ってやつです）

恋愛においても同じく「普通の人」であろうと頑張りがちです。

街コンや婚活パーティーに足を運んで、周りの同性から浮かないようにしたり。

ふたりで会っているときも、失言しないように話すのを控えたり。

その結果、相手からは「何を考えているのかわからない」と思われ、フェードアウトされがち。

ますます恋愛への自信を失ってしまうものです。

理由③：恋愛にトラウマがある

実は発達障害の人で「過去の恋愛でトラウマを持っている」という人も結構います。

そうして「どうせこの人も同じように思うだろう」と、行動をためらいがち。

恋愛したいという自分の気持ちに、思わずフタをしてしまいます。

理由④：嫌われるのが怖い

発達障害の人のなかには、以下のような経験をされた方もいるでしょう。

このようなことがあると「嫌われないか」を無意識に考えてしまいます。

特に「両親から否定され続けた」という人は「見捨てられ不安」に悩み、ますますしんどくなりがちです。

▼家庭環境と恋愛について書きました

理由⑤：（障害者雇用の場合）年収が低い

障害者雇用で働いている人の場合、年収の低さで恋愛を諦めることもあります。

結婚するとなればそれなりの収入が求められるため（特に男性）、しんどい思いをするかもしれません。

また、2次障害のうつ病や適応障害に苦しんだり、ブラック企業を転々としたりする人も思わず結婚を諦めたくなるでしょう。

恋愛を諦める前に！発達障害の人ができる5つのこと

発達障害の人でも恋愛を諦めないで済むためには、どうすればいいでしょうか。

以下の5つについて、それぞれ詳しく解説しますね。

できること①：1対1で会える方法を選ぶ

僕が真っ先におすすめしたいのは「1対1で会える方法を選ぶ」こと。

特に街コンや合コンといった「複数人での出会いの場」は、「恋愛経験豊富で押しの強い人」に対して劣等感を持ちやすいもの。

また、婚活パーティーも「1人あたり数分しか話せない」という制約があり、深い話をするのが得意な発達障害の人と相性が悪いです。

そこで、僕がおすすめしたいのは「真剣度高めのマッチングアプリ」。

こうした点から、恋愛に悩む発達障害の人にはピッタリでしょう。

特におすすめしたいアプリをまとめましたので、この機会にひとつ登録してみてはいかがでしょうか。

アプリ名	ひとことコメント
ペアーズ	僕が妻と出会ったアプリ 会員数が多く、地方でも出会える
youbride	結婚を見据えた アラサーが多く登録
ゼクシィ縁結び	男女ともに有料で真剣 価値観の合う人と出会いやすい

▼その他のおすすめを知りたい方はこちら

できること②：自分を理解する

自分を理解するのは、仕事はもちろん恋愛でも大切。

というのも、自分の価値観や強みがわかることで、自信を持って決められるようになるから。

上のような点で、恋愛がうまくいく手助けになるでしょう。

これまで自分についてあまり考えたことない方は、この機会にやってみてくださいね！

できること③：少しずつ成功体験を積む

ここまでの2つができたからと言って、いきなり恋人ができるわけではありません。

少しずつ成功体験を積み、恋愛に対して自信をつけることが大切です。

このように、少しずつでいいのでできた自分を褒めましょう。

できること④：自分の感覚を大切にする

これまで「普通の人」であろうとしたために、「誰かに合わせる」ことが多かったでしょう。

考えや意見があっても「私がおかしいんじゃないか」と押し殺した場面は数え切れないですよね。

ですが、自分の感覚は意外と当たっています。

特に「悪い予感」ほど。

このように思うことがあれば、直感に従いましょう。

過去に相談いただいた方にもアドバイスしました

ダメンズばかりにひっかかるんです。Gさんから3回目の相談。話を聞きつつ、一緒に考えを整理。すると、変に思ってても自分を信じられず、ズルズル関わっていたと気づく。「長年の悩みでしたが、これを機に『直感は間違ってない』と信じてみます！」相談が終わるころには、声に明るみが出ていた。

— 後藤 迅斗（じんと）＠じぶんぽっく (@jinto_jibunpock) August 21, 2023

できること⑤：収入を安定させる

もし、収入の不安定さで悩むのであれば、安定させることから始めましょう。

というのも「安定して働ける」という自信が、恋愛にも良い影響をもたらすから。

実際、僕自身も仕事が軌道にのってから恋愛がうまくいくようになり、妻と出会うことができました。
（詳しくは「男子校歴12年のこじらせからマッチングアプリ婚！後藤迅斗（じんと）のプロフィール」をご覧ください）

その理由を今振り返ると、下のようなものだと感じています。

「今の仕事がしんどい……」という人は、恋愛の前に転職や異動を考えましょう。

▼「発達障害と仕事」について、別ブログに書きました

まとめ：発達障害でも恋愛は不可能じゃない

この記事では、発達障害の人は恋愛を諦めるべきなのかどうかについて解説しました。

恋愛や人間関係でしんどい思いをしてきたこともあって、諦めたくなる気持ちもわかります。

ですが、その諦めが「自分の本音」なのか1度胸に手を当ててみてほしいです。

「本当は恋愛がしたい」と思ったら、ぜひこの記事で紹介した5つを行いましょう。

もし「どうしたらいいかわからない」と悩むときは、僕がサポートすることもできますので相談くださいね！

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ではでは、今日も生きててえらい！

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