うつ病の彼女とは別れたほうがいいのではないか……?
こんな悩みをお持ちの方も、いるのではないでしょうか。
ぼくはかつて「うつ病同士カップル」の片割れでしたが、「うつ病の彼女=別れたほうがいい」と決めつけてしまうのは違うと考えています。
一方で、それなりの覚悟はしておく必要があるというのを、かつてのうつ病同士カップルでの失敗から学びました。
そこでこの記事では、当時の経験談を交えながら解説します。
▼本編の前に「うつカップル」時代の記事が読みたい人へ
関連記事:家族のうつ病への対応を、うつ病同士カップルの経験を元に考える
うつ病の彼女とは別れたほうがいいのか

うつ病の彼女と別れたほうがいいのかと聞かれたら、一概に「別れたほうがいい!」とは言えません。
なぜなら、うつ病の彼女にも2パターンあるため。
しかし、そんな中で「うつ病はひとくくりにできないな」と日々実感しています。
- うつ病を克服しようと、前向きに戦っている
- 「うつ病の自分」に甘んじている(よくいうメンヘラ)
ぼくは元々うつ病当事者でもあり、うつ病をはじめとした心の病に苦しむ人の希望となるべく
生き様で社会復帰を発信しながら向き合ってきました。
しかし、活動を続けていく中で「うつ病はひとくくりにできないな」と日々実感しています。
怒る方もいるかもしれませんが、紛れもない事実です。
そして、次の章で紹介するような場合だと、大好きな彼女でも別れることをおすすめします。
うつ病の彼女と別れたほうがいいケース5選

うつ病の彼女と別れたほうがいいケースは、以下の5つです。
- 病気を利用して気を引こうとする
- 正しく治療をしていない
- 愛を他の人にも求める
- 都合のいいことしか言わない
- あなた自身の生活に支障が出ている
1つずつ詳しく見ていきましょう。
ケース①:病気を利用して気を引こうとする
1つ目のケースは「病気を利用して、気を引こうとする」もの。
一般的に「メンヘラ」と言われる部類ですね。
たしかにうつ病の症状として、人の気を引くような行動をしてしまうことはあります。
ぼくもうつ病がひどい時期はありました。
(めげずに関わってくださった皆様には、感謝でしかないです……!)
しかし、あくまで心理的な面であり、物理的なアピールは唯一の自〇未遂しませんでした。
- 手首を切った傷を見せる
- OD(オーバードーズ)をし、恋人に報告する
- 鬼電、鬼LINEを繰り返す
病気の症状と気遣いは別物。
最低限の気遣いができていないと感じたら、将来一緒に生活するとあなたがしんどい思いをするかもしれません。
メンヘラかどうか判断する方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
気になった方はぜひ。
ケース②:正しく治療をしていない
次に、「正しく治療をしていない」ケースです。
- 通院を正当な理由なくキャンセルする
- 自己判断で断薬、増薬を何度もする
- 主治医から禁止されているものを守らない
脳の複雑骨折ですから、正常な判断ができないときもあります。
しかし、禁止されているものを何度も繰り返し、あなたがしんどい思いをするなら、関係を考え直したほうがいいでしょう。
ケース③:愛を他の人にも求める
地味にたちが悪いのが「愛を他の人にも求める」ケースです。
世間一般のメンヘラは「重い」イメージがありますが、逆に「軽い」という人も多いです。
浮気はもちろんのこと、中には寂しさを埋めるためにセフレを何人も作ってるという人も。
(あまり書きすぎるとXserverドメインさんに怒られるw)
たしかにうつ病の原因が「幼少期からの愛情不足」のことは多いです(ぼくもそのうちの1人です)。
しかし、うつ病と戦うのは「孤独と向き合う」のと同じで、寂しい気持ちに甘んじすぎるのは逆効果。
孤独な気持ちしっかり向き合い、もがきながらも打ち勝つことで、強い自分に生まれ変われるから。
うつ病で寂しいから……を言い訳に、浮気相手やセフレを作るような人であれば、どんなことを言われても別れたほうがいいです(経験談)。
ケース④:都合のいいことしか言わない
4つ目が「都合のいいことしか言わない」ケースです。
実は、ぼくの友人に似たようなケースがあったので例として紹介します。
友人の友人は、うつ病に悩む彼女の彼氏でした(ややこしいのでAさんとします)。
Aさんは彼女をとても大切にしており、病気を理解しながら向き合おうとしていましたが……
あるとき、Aさんと彼女は喧嘩してしまいました。
しかし喧嘩のあとに、問題は勃発したのです。
- Aさんに「言いくるめられた」と友人にLINE
- 自分の非は一切認めない
- (自分に不都合なことだけ)記憶にございません
症状として、記憶が飛ぶというケースはたしかにありますが……。
明らかに都合のいいことだけ記憶が飛んでいる場合は「あざとい女」かもしれません。
実はぼくも似たようなケースに遭遇したことがありますが、都合のいいことしか言わないケースは改善の余地がないと言っていいでしょう。
ケース⑤:あなた自身の生活に支障が出ている
何より、彼氏であるあなた自身の生活に支障が出ているときは、速攻で別れたほうがいいです。
あくまで恋愛はデザートのようなもので、人生というフルコース料理のおまけのようなもの。
仕事やプライベート、自分の体調管理が最優先。
もしうつ病の彼女に振り回されて、
- 体調を崩しやすくなった
- あなた自身のメンタルも不調になった
といったことがあれば、確実に別れたほうがいいです。
うつ病の彼女と別れたほうがいいかどうかを主治医に聞いてみた

うつ病の彼女と別れたほうがいいかどうか、迷っているあなたの参考になればと思い、共有します。
実は、うつ病同士カップルが別れてしまった直後に、ちょうど通院がありました。
当時の彼女のことは主治医に何度かお話ししていたので、別れたことに驚いていましたが……
そのあとに言われた言葉は、とても刺さりました。
じんとくんは性格とか仕事柄、うつ病の人に好かれることも多いと思うけど、おすすめはしない。
なぜならじんとくん自身も回復したとはいえ、相手に引っ張られて再発するリスクもあるから。
by じんとの主治医
経験を交えて言うと、うつ病同士の恋愛は想像をはるかに超える相当な覚悟と勇気がいるのかもしれません。
まとめ:うつ病の彼女と別れたほうがいいとは一概に言えない

本記事では、うつ病の彼女と別れたほうがいいかどうかを紹介しました。
うつ病はいつ誰がなってもおかしくない病気ですし、しっかり前向きに病気と向き合っている人もたくさんいます。
病気と向き合いながら、あなたのことを大切にしている彼女であれば、一緒に乗り越えることで強い絆を生み出すことができます。
しかし、
- 彼女がうつ病ときちんと向き合っていない
- うつ病を言い訳に不快なことをする
- あなた自身がしんどくなっている
といったことがあれば、別れたほうがいいです。
「うつ病=メンヘラ=地雷」と決めずに、きちんと相手と向き合いながら交際を続けるかどうか考えましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
関連記事:【つらい】愛着障害の人は恋愛依存になりがち?3つのパターンと乗り越え方を紹介
関連記事:【疑問】ココナラメール占いの評判はどう?当たるって噂は本当?
▼元うつ病同士カップルの彼氏であるぼくに相談したい方はこちら!
関連記事:【1回1,300円~】じんとさんへのオンライン相談
[…] うつ病の彼女とは別れたほうがいい?元うつ病同士カップルの彼氏が解説 … […]
[…] うつ病の彼女とは別れたほうがいい?元うつ病同士カップルの彼氏が解説 … […]