家庭環境が複雑な人が悩みがちなのが、恋愛や結婚ではないでしょうか。
自信のなさや愛し方のわからなさといった理由もありますが、結婚を前提とした交際を考えている人が直面するのは「親に対する価値観の不一致」。
実際、毒親育ちのぼくも何度か経験しましたし、SNSでも「親に感謝できない彼氏は嫌」といった投稿を見たことがあります。
しかし、家庭環境が複雑なぼくでも素敵な彼女と出会え、結婚できました!
筆者の自己紹介
この記事では、家庭環境の複雑さに悩むあなたに向けて、恋愛や結婚で苦しみやすい理由と対策を紹介します。
最後まで読めば、恋愛や結婚を楽しむためのヒントがわかりますよ!
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家庭環境が複雑な人が恋愛や結婚で苦しみやすい理由
最初に紹介したように、家庭環境が複雑な人が恋愛や結婚で苦しみやすい理由は、以下の3つ。
- 自信がない
- 愛し方・愛され方がわからない
- 親に対する価値観が合わない
詳しく見ていきましょう。
①:自信がない
まずは「自信がない」ことです。
虐待やネグレクトを受けている場合はもちろん、親から否定され続けた人や両親の仲が悪かった人も自己肯定感が低くなりがち。
特に5歳までの間は「愛着形成期間」と言われていて、この期間に親子関係が悪いと自信を持ちにくくなります。
子どもは、生まれてから5歳くらいまでに、親との間に愛着を形成し、これによって得られた安心感や信頼感を足がかりにして、周囲の世界へと関心を広げ、認知力や豊かな感情を育んでいきます。
引用元:ボールネンドオンラインショップ
ぼくも、以下のような環境で育って、ほんの数年前までは自信が全くありませんでした。
- 幼少期から両親が不仲
- 親族同士も不仲
- 成績でしか評価されない環境
そんな「自分に自信がない人」は、以下の傾向が強いゆえに恋愛で大苦戦。
(ぼくも全部当てはまります)
- 相手の期待に応えたい、と頑張りすぎる
- 断るのが怖い
- 相手の表情やしぐさを読みすぎてしまう
その結果、「等身大の自分を出したら、嫌われるのではないか」と不安になりがちです。
余談ですが、小学生のころ「俺っていなくてもいいんじゃない」という歌を作って歌ってました。
今考えたら相当病んでますね……笑
②:愛し方・愛され方がわからない
次に「愛し方・愛され方がわからない」ことです。
小さいころから愛された経験がないと「どのように愛したらいいのか」わかりません。
そのため、好きな人ができても身動きが取れなかったり、客観的に見て異常な行動に出てしまったり。
晴れて付き合えたとしても、束縛が激しい「共依存関係」になることも多いですね。
また、正しい愛され方がわからないことから、不毛な恋愛を繰り返す人も多いです。
ダメ男やさげまんとばかり付き合ったり、都合のいい男もしくは女になったり。
そして、ますます恋愛に対して自信を無くし、つらい思いをしてしまいます。
余談ですが、親との信頼関係や愛情がないまま大人になって、対人関係や社会生活に問題を抱えやすい状態のことを「愛着障害」といいます。
下の記事で詳しく解説していますので、よかったら読んでみてください!
③:親に対する価値観が合わない
最後に「親に対する価値観が合わない」こと。
特に、婚活や結婚前提の交際を望む相手を探している人が苦しみやすい理由です。
「親ガチャ」や「毒親」といった言葉が広まってきたとはいえ、複雑な家庭環境に対して理解がある人はまだまだ少ないもの。
特に、毒親育ちの男性は女性から以下のような印象を持たれ、避けられてしまうのがほんとうにつらいです……。
- 嫁姑問題がめんどくさそう
- 将来、家族を大事にしなさそう
反面教師にいい家庭を築くことをアピールしても、馬の耳に念仏。
ぼくも昔付き合っていたお嬢様から
- 親なんだから大事にしないと
- 生んでくれたり育ててくれたりしたことに感謝しないと
と言われたことがあります。
そもそも「自分なんて生まれなくてよかった」と思って30年近く育ってきたので、モヤっとボールを投げたくなりました。
▼お嬢様と出会った体験談が気になる方はこちら
家庭環境が複雑な人でも恋愛や結婚で幸せになるポイント
しかしながら、「家庭環境が複雑な人は恋愛や結婚で幸せになれないか」といわれるとそうではありません。
今から紹介する3つのポイントを押さえると、恋愛や結婚を十分楽しめます!
ぼくの経験談も交えながら紹介しますね。
ポイント①:恋愛以外で自信をつける
1つ目は「恋愛以外で自信をつける」ことです。
「親からもらえなかった愛情を取り戻したい」と思っていた時期が5年以上ありましたが……。
1番の近道は「恋愛以外で自信をつける」ことでした。
仕事だったり、美容だったり。
趣味や特技、資格取得もいいでしょう。
何かしらに打ち込めるものを作ると、心に余裕が出てきますからね。
ぼくも今の仕事(フリーランス)に転職してから仕事で自信がつき、「前より男前になった」と言われるようになりました!
また、ダメ男やさげまんから好かれていた人は
逆にモテなくなった……
と悩むかもしれません。
(実はぼくもです)
しかし、ダメな人からアプローチされず、一時的に非モテになるのは「通過儀礼」です。
しんどいかもしれませんが、この期間を乗り切ることで「本当にあなたが好き」という人と出会えますよ!
ポイント②:小さな成功体験を作る
2つ目は「小さな成功体験を作る」ことです。
アニメやマンガのように「目が合った瞬間、2人とも恋に落ちた」というケースはほとんどありません。
幸せな恋愛を掴むには、順序だててアプローチをしていくことが大切です。
- 好きな人とLINEを交換した
- 好きな人をデートに誘えた
といった小さな成功を、自分で褒めましょう。
ぼくも24歳の時にマッチングアプリ「ペアーズ」に登録して、
- いいねを返してもらえた
- お茶に誘うことができた
- 3回目のデートが決まった
といった成功体験を積み上げることができました!
また、晴れて交際に至ってからはもちろん、結婚してからもはじめてのこと続きです。
無事に乗り越えたら、小さな成功を自分でほめてあげてくださいね!
ポイント③:タイミングよく家庭環境の複雑さを伝える
3つ目は「タイミングよく家庭環境の複雑さを伝える」ことです。
特に結婚は家柄が絡んでくるもの。
基本的には、お互いの家族と仲良くすることが求められるので、家族との関係について話しておくことは大切。
X(Twitter)で「いつ毒親について話すか」アンケートを取ったところ……
約8割の人が「交際してからのカミングアウト」でした。
ある程度信頼できる関係になり、将来のことを考え始めた段階で話すという人が多かったですね。
ただ、1つ気になったことがあります。
恋愛を楽しむ段階ではいいかもしれませんが、「結婚前提の交際相手探し」だとお互いに嫌な思いをするんじゃないかなと。
「家族と仲がいい人を希望する人」と「仲の悪い人」で数ヶ月から数年交際し、家族仲への価値観が合わなくて別れてしまった人もゼロではありません。
特に「1年以内に結婚したい」と考え婚活に励む人や、30歳のリミットが迫っていて悩んでいる人だと「時間のムダだった……」と感じやすいです。
そのため、「これで最後の恋愛にしたい」と考えている人は、3回目のデートまでにカミングアウトした方がいいんじゃないかなと個人的に思います。
余談ですが、ぼくの妻も毒親育ちです。
そのため、親問題はスムーズに解決できました!
まとめ:家庭環境が複雑な人でもポイントを掴めば恋愛・結婚できる
この記事では、家庭環境が複雑な人が恋愛や結婚で苦しみやすい理由と、その対策を紹介しました。
家庭環境が複雑な人が恋愛で苦しみやすい理由
- 自信がない
- 愛し方・愛され方がわからない
- 親に対する価値観が合わない
家庭環境が複雑でも恋愛・結婚を楽しむためのポイント
- 恋愛以外で自信をつける
- 小さな成功体験を作る
- タイミングよく家庭環境の複雑さを伝える
家庭環境が複雑だと、恋愛や結婚に対するハードルがかなり上がります。
自信が持てないし、愛し方もわからないし、挙句の果てには親に対する価値観の違いでフラれる。
ぼくも10年以上悩み続けました。
しかし、この記事で紹介した3つのポイントを押さえることで克服し、素敵なパートナーと出会えました。
たしかにしんどい思いをしやすいですが、「全くダメ」というわけではないので安心してくださいね!
また、どうしてもつらくなったときにおすすめしたいのは「誰かに話す」こと。
言葉にするだけでもモヤモヤが整理され、気持ちが楽になりますからね!
とはいえ、
家庭環境を話して、余計にしんどくならないか不安
という方もいるでしょう。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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