うつ病になると恋愛感情がなくなる、ということを聞いたことある人も多いでしょう。
しかし、「治るまで全くなくなる」とは一概にはいえないんです。
これはうつ病経験者であるぼくも例外ではなく、療養中「恋愛感情がなくなった時期」と「異常に強くなった時期」がありました。
筆者の自己紹介
この記事では、うつ病になると恋愛感情がどう変わるのかについて、経験に基づいて解説します。
うつ病当事者はもちろん、パートナーの方もぜひ最後まで読んでみてください!
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うつ病になると恋愛感情がなくなる理由
うつ病になると恋愛感情がなくなる理由は、以下の3つです。
- 三大欲求がそもそもなくなる
- 自己肯定感を上げることをしたくなくなる
- 相手に対し申し訳ない気持ちになる
理由①:三大欲求がそもそもなくなる
1つ目はそもそも論ですが、うつ病を患うと三大欲求がなくなります。
食事ものどに通らなくなるし、睡眠時間もばらばらになりがち。
そんな状態で、性欲なんて考える余裕もありません。
(あんまり書きすぎるとエックスサーバーに怒られるので割愛w)
独身恋人なしであれば、問題ないでしょう。
しかし、配偶者や恋人がいる場合は、寂しい思いをしてしまうパートナーも多いです。
うつ病が原因というのを、本人もしくはパートナーが知らなかったら特に、大ゲンカに発展するかもしれません。
理由②:自己肯定感を上げることをしたくなくなる
2つ目が「自己肯定感を上げることをしたくなくなる」ということ。
「無意識に破滅的な方向に向かっていきがち」というのは、うつ病ならではの厄介な悩み。
具体的には以下の通り。
- こんな自分にパートナーなんていらないと考える
- セフレを作ってワンナイトばかりで気持ちを満たす
- 服装や髪型に無頓着になる
これらはすべて「自己肯定感を下げるための行動」。
うつ病の症状ゆえに自己肯定感が下がっていることに加え、さらに下げる行動を無意識にしてしまいます。
うつ病のときは自己肯定感が地の底まで落ち込み、〇ぬことを考えるようになってしまうこともありますから。
理由③:相手に対し申し訳ない気持ちになる
3つ目が「相手に対し申し訳ない気持ちになる」ことです。
特に、思いやりのあるタイプの人が陥りやすい理由。
- スキンシップを求められて拒むのが申し訳ない
- 自分でも原因がわからない
- でも恋人が嫌いになったわけじゃない
と悩むたびに深みにはまってしまいます。
その結果
恋愛感情で悩むこともないし、私よりいい人を見つけてほしい
と考え、自ら別れを切り出す人も多いですね。
うつ病になると恋愛感情は一時的になくなるけど反動が……
ここまで紹介した、うつ病になると恋愛感情がなくなるというのは、広く知られています。
一方で、ぼくのように恋愛感情の反動を起こしやすくなるパターンの人も意外といて、友人にも何人かいました。
この反動が起こる人に共通しているのは「無条件に愛された経験が少ない」こと。
- 成績だけで評価する家庭で育ってきた
- ネグレクトや虐待の被害にあっていた
- 親が不倫をしていた
- モラハラやDVが日常茶飯事だった
- 会社でパワハラを毎日受けていた
特に幼少期の愛情は、大人になってからの「自己肯定感」に影響します。
幼少期に愛されなければ、自分の居場所がなかったり、愛し愛され方がわからなかったりするためです。
また、うつ病になれば、極限まで自己肯定感が下がった後にあがろうとします。
とはいえ自己肯定感をあげるには、自分を愛する以外にも「誰かに認められる」ことが大切。
しかし、無条件に愛された経験が少なければ、誰かに認められたり愛されたりする経験がありません。
そのため「過去に得られなかった愛情」を外に探し求めてしまいます。
厄介な話だと思うかもしれませんが、本当です。
ぼく自身も、かなり長期間悩みましたから。
パートナーがうつ病で恋愛感情がなくなるときにできること
もしもパートナーがうつ病で恋愛感情がなくなるとき、あなたができるのは「症状の1つと理解する」ことです。
急に今までと態度が変わり、
冷められたのかな?
などと不安に感じるかもしれません。
しかし、パートナー自身も自分の変化に戸惑い、つらい思いをしています。
症状の1つとして受け入れ、恋愛感情が戻るのを待ちましょう。
恋愛感情がなくなるのも、一時的な症状ですから。
ピンチを乗り越えたときほど強くなる。
病気を「絆を深めるチャンス」と考え、程よい距離感を保ちながら乗り越えていくと、今より楽しい日々を過ごせますよ!
最後になりますが、「筆者じんとのオンライン恋愛相談」では、「当事者から話を聞いてヒントを得たい」という人向けのサポートを行なっています。
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本記事が、うつ病で恋愛感情がなくなったと悩む人の、参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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