- うつ病だと恋人と別れたがるって本当?
- 実際に別れたいって言われたんだけど……
パートナーがうつ病を患ったという人から、僕のオンライン相談でこのような声がたくさん届きます。
結論から言いますと、うつ病のときに別れたくなるのは以下の3つが理由です。
- 自分のことで精一杯な状態にある
- 恋人に申し訳なく感じる
- 恋愛感情がなくなり、負担に感じる
これらの状況に耐えられなくなり「別れ」という選択をとってしまいます。
僕自身もうつ病で休職していた経験がありますが、そのときの恋人に突然別れを告げてしまいました。
筆者の自己紹介
もし、うつ病の恋人とは「別れたい」と言われたときには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
- できれば会って話をする
- 体調によるドタキャンを考慮する
- 相手を責めることはしない
この記事で詳しく解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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うつ病の恋人が別れたがる3つの理由
早速ですが、うつ病の恋人が別れたがる3つの理由から紹介します。
- 自分のことで精一杯な状態にある
- 恋人に申し訳なく感じる
- 恋愛感情がなくなり、負担に感じる
理由①:自分のことで精一杯な状態にある
うつ病になった直後だと、自分のことで精一杯です。
- 眠れないし、涙が止まらない
- 身体がダルくて動けない
- ○にたい気持ちと戦っている
こうした状態から、恋人のことを気遣う余裕なんてありません。
デートはおろか、LINEを返す気力すら出ない……
理由②:恋人に申し訳なく感じる
うつ病になるほど追い込まれているとき、自己肯定感なんてカケラもありません。
このことから、以下のように感じてしまいます。
- こんな自分と付き合うなんて申し訳ない
- こんな自分に恋人なんてもったいない
- 他の人と幸せになってほしい
このような気持ちが爆発した瞬間、「別れよう」とメッセージを送ってしまいます。
特に結婚を視野に入れている場合は、「お金」の問題も避けて通れません。
傷病手当金があるとはいえ休職している間は収入が減りますし、「自分がこのまま働けないことで、お金に困ってほしくない」といった気持ちも出てきます。
「自分なんかよりもっといい人いる」とも思ってしまいますね。
理由③:恋愛感情がなくなり、負担に感じる
うつ病になると、三大欲求がすべて落ちます。
食事は喉を通らなくなり、夜もなかなか眠れない日が続くもの。
もちろん、もう1つの欲求も例外ではありません。
スキンシップもしんどくなり、寂しい思いをさせてしまう。
こうした葛藤から「別れ」というカードを出したくなるものです。
▼詳しくは下の記事で解説しています
別れたがるうつ病の恋人から「別れたい」と言われたときのポイント
そんな、別れたがるうつ病の恋人から「別れたい」と言われたとき、あなたはどうすればいいのでしょうか。
以下3つのポイントについて、詳しくみていきましょう。
- できれば会って話をする
- 体調によるドタキャンを考慮する
- 相手を責めることはしない
ポイント①:できれば会って話をする
「別れるか否か」といった話は、できれば会って話をするのがおすすめです。
というのも、別れたいという考えの背景には、以下の2つがあるから。
- 本当は別れたくないと思っている
(先ほど紹介した3つの理由は、ほとんどこちら) - 倒れる前から距離を置こうか悩んでいた
そして、この2つをLINEで見極めるのは難しいもの。
対面で会ったときの雰囲気で判断するのが確実でしょう。
メンタルがやられているとき、自分の意見を伝えるのも怖くなりがちですからね。
ポイント②:体調によるドタキャンを考慮する
うつ病には「体調の波」があります。
(「体調ガチャ」とも呼ばれています)
今日少し外に出られるほど調子がいいからといって、明日も元気という保証はありません。
むしろ、「久しぶりに動いて寝込んでいる」といったケースもあります。
こうした背景もあり、うつ病のときは「会う約束を決めるのがしんどい」もの。
- 「出かけられるなら」と一言添える
- 当日に提案する
といったことがあれば、恋人は助かるでしょう。
ポイント③:相手を責めることはしない
うつ病の恋人に対して、責めるような言葉をかけるのは絶対にやめましょう。
- 甘えてるだけでしょ
- 私の貴重な時間をどうしてくれるのよ
- 会えるように頑張ってよ
こうした言葉をかけると、ますます恋人は離れようとします。
関係を続けたいのであれば、絶対にやめましょう。
「話してくれてありがとう」とかは安心しますね。
別れたがるうつ病の恋人と離れたほうがいい3つのケース
一方で、別れたがるうつ病の恋人と別れた方がいいケースも3つあります。
- 半年以上待つのがしんどいと感じる
- 気を引くために「別れたい」という
- あなた自身が疲れている
①:半年以上待つのがしんどいと感じる
うつ病の症状が落ち着き、ある程度動けるまでは「数ヶ月〜数年」といわれています。
そのため、会って話ができるまで半年以上かかることもあります。
- 半年も待つほど好きにはなれない
- それより婚期を逃さないかが気になる
こういった人は、別れを視野に入れるのをおすすめします。
②:気をひくために「別れたい」と言う
悲しいことに、恋人の気を引くために「別れたい」と言う人もいます。
本当に別れたいと思うのであれば、何度も言わないもの。
10日に1回など高頻度で言う場合は、かまってほしいだけかもしれません。
振り回されて疲れてしまう前に、あなたから離れる選択をしましょう。
▼下の記事でさらに詳しく解説しています
③:あなた自身が疲れている
恋人がうつ病になって、あなた自身も疲れてしまった。
この場合も、別れを受け入れるのがお互いのためでしょう。
- 食欲が出ず、夜も眠れなくなった
- 遅刻やささいなミスが増えた
- 油断したら涙がとまらない
上のような行動があれば、倒れる寸前かもしれません。
(詳しくは別ブログの「【保存版】仕事で心が壊れる前に読みたい!取るべき行動完全ガイド」にて紹介)
あなた自身が同じく倒れてしまっては、本末転倒。
恋人もあなたが倒れるのを望んでませんし、傷ついてしまいますからね。
あなたの健康が何よりも大切!
まとめ:うつ病の恋人が別れたがるのは「ひとつの試練」
この記事では、うつ病の恋人が別れたがる理由と、言われたときのポイントについて解説しました。
うつ病の恋人が別れたがる理由
- 自分のことで精一杯な状態にある
- 恋人に申し訳なく感じる
- 恋愛感情がなくなり、負担に感じる
別れたがるうつ病の恋人から「別れよう」と言われたときのポイント
- できれば会って話をする
- 体調によるドタキャンを考慮する
- 相手を責めることはしない
別れたがるうつ病の恋人と離れたほうがいいケース
- 半年以上待つのがしんどいと感じる
- 気を引くために「別れたい」という
- あなた自身が疲れている
恋人がうつ病になり、「別れたい」と言われたら驚くかもしれません。
しかしながら、「自分のことで精一杯で、申し訳ない気持ち」が原因なことがほとんど。
本当は別れたくないのかどうなのかを見極めましょう。
最後になりますが、僕のオンライン恋愛相談では、うつ病のパートナーからの相談を多数いただいています。
悩みをひとりで抱え込んでしんどくなったら、ぜひ僕にお話を聞かせてくださいね。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!
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