彼氏が甘えてこない!
こんな悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。
実は、ぼくも例外なく「甘えない男」でした。
なぜなら「甘え方がわからない」「甘えたらフラれそう」と不安になったから。
筆者の自己紹介
しかし、甘えることはとても大切なこと。
周囲に甘えられず、うつ病を患った「うつカップルの彼氏(執筆当時)」が、彼女に甘える事例を交えて紹介します。
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甘えてこない彼氏が多い理由
甘えてこない彼氏が多い理由は、主に以下の3つです。
- 男のイメージ
- 過去のトラウマ
- 家庭環境
1つずつ見ていきましょう。
理由①:男のイメージ
1つ目は「男のイメージ」で、多くの人がこのパターンではないでしょうか。
「男はつらいよ」という有名な映画があるように
- 男は黙って我慢
- 男で甘えるなんて根性なし
- 男のくせに情けない
と、「男=甘えてはだめ」と小さいころから親や周囲に言われた方も多いもの。
- 甘えることは男のプライドが許さない
- 強い自分を見せたい
- 男は我慢してナンボ
小さい頃からに身に着いたこれらの考え方を、大人になって変えることは難しいです。
加えて、テストステロンという「競争心」の源な男性ホルモンが多い人ほど「男のイメージ」を強く持っています。
このことから「感情表現が苦手なうえに、仕事に情熱をもって取り組んでいる男性」ほど甘え方がわからなりません。
余談ですが、男性がうつ病になりますと「うつ病は甘え」と周囲に言われることも多いです。
男のイメージと競争心、うつ病による板挟みから、病状を悪化させてしまう可能性もあります。
理由②:過去のトラウマ
2つ目は「過去のトラウマ」です。
好きな人や過去の交際相手に
- 気持ち悪い
- 男のくせに情けない
- 生理的に無理
と言われたことが原因で、甘えられなくなった人もいます。
実は、ぼくも学生の頃に付き合っていた彼女から言われました。
男性は過去の恋人を「フォルダに分けて保存」、女性は過去の恋人を「上書き保存」とよく言いますよね。
そのため、意外にも男性の方が過去の恋愛を引きずりやすいです。
過去の恋人に傷つくようなことを言われた彼氏だと
「素直に甘えたら、また振られるんじゃないかな」
という不安が渦巻いてしまいます。
理由③:家庭環境
3つ目は「家庭環境」です。
虐待や過度な強制など、「歪んだ愛情」のもとで育った人は甘え方がわかりません。
特に男性だと「男のくせに甘えるな!」と叱る親も多いのだとか。
5歳までの間は「帰る場所がある=甘えられる環境がある」ことが大切で、大人になってから「自信」につながります(「愛着形成」といいます)。
「帰る場所があるし、甘えてもいいんだ」と思えることで、甘え方が分かるようになりますしね。
しかし、幼少期に甘えられる環境がなければ「心はずっと家の外」。
当然疲れてしまいますし「甘えること=マニュアルのない新しい仕事」のようになります。
▼愛着障害だと、特に甘えることが怖くなるという話です
甘えてこない彼氏を甘えさせるには?
では、甘えてこない彼氏を甘えさせるには、女性はどうしたらよいのでしょうか。
- 共通
- 年上彼氏
- 年下彼氏
の3パターンにわけて紹介します。
共通:本音を伝える
彼氏の年齢関係なくおすすめしたいのは「本音を伝える」ことです。
甘えない彼も
- 男なのに甘えてもいいのだろうか
- そもそも、甘え方がわからない
- 癒されたいけど、いつも甘えてたら引かれそう
といった悩みを抱えています。
そのため、以下のように「甘えてほしい」ことを伝えましょう。
- たまには甘えてほしい
- このように甘えてほしい
- 言ってくれた方が安心する
甘えることへのハードルが下がると、思わず甘えたくなります。
年上彼氏の場合
年上彼氏の場合は「甘えている姿を受け入れる」ことです。
年上彼氏の多くは「年上だから自分がしっかりしなきゃ」と思っています。
「甘えてほしい」と本音を打ち明けても反応が薄かったら、彼は「頼りないと思われた甘えなければよかった」と後悔するでしょう。
- 甘えてくる彼を肯定する
- 甘えてくる彼の頭をなでる
といったような「受け入れる姿勢」を見せると、彼は「もっと甘えよう」と思えるはずです。
年下彼氏の場合
年下彼氏の場合は「あなたが弱いところを見せる」のが大切です。
年下彼氏は「甘えたい」と思っている一方で、「男として見られたい」という気持ちがあります。
彼女が甘えてこないし、「これくらいで甘えていいのかな」と不安になっているでしょう。
そのため、年上であるあなたから甘えるのがおすすめ。
そのときに「同じように甘えていいんだよ」と伝えると、安心感から甘えてくれるはずです。
甘えてこない彼氏だったぼくの経験談
ぼくもかつては、甘えてこない彼氏でした。
ぼくは大手メーカーに勤務して3年でうつ病を患い、1年間の闘病を経てフリーランスになりました。
また、甘えられない家庭環境で育ったことや、学生時代の彼女に「愛着障害は甘え」と言われたこともあり、甘えることが怖かったです。
そんなぼくは執筆当時、Webライターとブログ、ウーバーイーツで生計を立てていましたが
- 「フリーランスという名の無職」と言われる
- マルチ商法の人と同じようにみられる
と言われたことが何度かあります。
ある日、趣味のオフ会でも似たようなことを言われ、精神的に参っていました。
「自分は社会不適合者なんかな……」と。
執筆当時に交際していたうつカップルの彼女にも心配はされましたが「電話する元気ない」と答えたのです。
しかし、当時の彼女からLINEで言われた一言が衝撃でした。
「こんなときに力になれず、何が彼女か。甘えてよ」
そうか、この人なら甘えていいんだ……!
オフ会から帰宅し、電話で話しましたが、不器用なりに甘えました。
結果、心が軽くなり、熟睡することができました。
このように、絶対に甘えられない男でも「甘えていいんだよ」というサインを送ると、解決するのではないでしょうか。
まとめ:甘えてこない彼氏は傷を負っているかも
本記事では、彼氏が甘えてこない3つの理由と解決策を紹介しました。
甘えることに抵抗があるという男性ならの人もいますし、さらに家庭環境や過去のトラウマから甘えられない人もいます。
男性に甘えてもらえないと悩んでいるなら、男性が悩んでいるときに「甘えていいんだよ」と伝えてみてはいかがでしょうか。
とはいえ
いつ、どうやって伝えたらいいのだろう……
と悩む人もいるのではないでしょうか。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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