セフレがいないと寂しい、という現代人は多いです。
あまり書きすぎるとグーグル先生とエックスサーバーに怒られるので割愛しますが(笑)
コンドームでおなじみ相模ゴム工業が3,154人の男女にアンケートをとったところ、 男女問わず10人に1人は恋愛関係ではなく肉体関係だけを持つ「セフレ」がいるとのこと。
「3年目の浮気」という曲が昔流行ったように、浮気や不倫はいつの時代もあったはず。
ただ、バブル世代の「若気の至り」と、今の大学生や20代の持つセフレとは別物です。
なぜなら「常に抱いている寂しい気持ちを、セフレで消化する」という負の連鎖から何年も抜け出せない人が多いから。
この記事では、セフレがいないと寂しい現代人の心理について、両親がW不倫しているなかで育ってきたぼくが解説します。
筆者の自己紹介
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- 僕自身、ペアーズで出会った彼女と1年2ヶ月同棲したのち結婚
- 「メンタル心理カウンセラー」資格保持
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セフレがいないと寂しい3つの理由
なぜ、セフレがいないと寂しいと感じる若者が多いのでしょうか。
以下の3つの理由について詳しく紹介します。
- 時代背景
- 気軽さ
- 正当化できる
理由①:時代背景
1つ目はずばり「時代背景」でしょう(ちびまる子ちゃんの丸尾君風)。
以下のような背景から、現代人は一昔前より「寂しさ」を感じやすくなりました。
- 良くも悪くも「個人の時代」に生まれ変わった
- 数年前までの学歴社会ゆえからの愛情の歪み
- 愛情の歪みから生じた「自己肯定感の低さ」
近年は改善傾向にありますが、数年前までは学歴社会でした。
特に、今の20代の親世代から「学歴格差社会」があることから、
いい成績をとり、いい大学を出て、いい企業に就職する
というレールを子供に求める親が多いのではないでしょうか。
「子どものため」と言う親も多いですが、深層心理としては
子供を安定というレールに乗せて、自分が安心したい
という親も多いです。
このことから学校での成績を「愛情のものさし」にして、成績が悪いだけで「お前はダメだ!」という言葉を平気で言います。
加えて、学校で周囲との協調性まで求められることから、駆け抜けた青春時代はプレッシャーという霧の中。
自己肯定感はマリアナ海溝並みに低くなるのも無理はないでしょう。
そんななかで、良くも悪くも「個人の時代」が来ています。
わずらわしいを恋愛関係ではなく、割り切れる関係が欲しい。
「一人は好きだけど独りは嫌い」という言葉が流行っていることからも、わかるのではないでしょうか(ぼくもそのうちの1人ですが……)。
理由②:気軽さ
2つ目は、ずばり「気軽さ」でしょう(こんな丸尾君やだww)。
SNSやマッチングアプリ、街コンなどといったように「知らない異性と出会う場」が増えました。
もちろん、どのツールも正しく使えば楽しいですし、マッチングアプリで出会った異性と結婚した友人も何人かいます。
一方で、「気軽に寂しい気持ちを埋められる」と考えて参加している若者も多いです。
ぼくはオンラインで相談にのるサービスを提供していますが、
ナンパされたりセフレとして認められたりすることで、自分は生きていてもいいんだと思える!
と言われたことがあります。
しかし、皆さんそのあとに口をそろえて言うのは
でも本当はすごく寂しいんです……
といったことで、認められた喜びと寂しさの悪循環に悩まされている人が多いですね。
余談ですが、数年前からセクハラやコンプライアンスに厳しいことから、「社内恋愛や不倫を避けがち」というのもセフレが増えた原因の1つではないでしょうか。
セフレについての相談を、動画にてお答えしました
理由③:正当化できる
セフレは正当化できることも、ズバリ理由の1つでしょう(丸尾君がこじらせた世界線)。
言い換えますと「お互い成人かつ独身であれば、法に触れることはない」ということです。
多目的トイレのスキャンダルを筆頭に、芸能人の浮気や不倫は毎日のようにニュースになっています。
特に2020年1月の東出さんさんの不倫は、ネット・テレビ・SNSでのバッシングがかなり長く続きました。
中には、誹謗中傷に近いようなことをする人も。
芸能人が浮気や不倫をしているニュースをみて
- 〇〇さん見損なったわ
- 大切な妻と子供はどうすんねん
- もうファンになるのやめようかな
といった風に考えますよね。
そして不倫や浮気が原因で法律で裁かれたり、仕事がなくなったり、家族や友達にも被害が被ったり。
こうしたニュースを見ているから
不倫や浮気=悪
と考える人がほとんどでしょう。
しかし、セフレだとどうでしょうか……?
成人している独身の男女である前提ですが、セフレの多くは「互いに合意している」ことから、不倫や浮気よりバッシングを受けることはないでしょう。
また、10%は「セフレ」がいるというデータがあることを考えると、セフレに対する抵抗が少なく「身体の親友」みたいなイメージかもしれませんね。
セフレがいないと寂しいのは「愛着障害」かも
セフレがいないと寂しいと感じる、根本的な理由は「愛着障害」かもしれません。
そもそも愛着障害とは、以下のように幼いころに正しい愛情を与えられなかったことから、大人になって生きづらさを感じてしまうことです。
愛着障害とは、なにかしらの理由によって、養育者との心理的な結びつきが上手く作れないことが原因で、対人関係などのトラブルが生じる状態のことを表します。
引用元:LITALICOワークス
そんな、愛着障害の人は自己肯定感が低いことが多く、なかでも恋愛で「愛し・愛され方がわからない」と悩みがちです。
最初に紹介したように「子供をレールに乗せて自分が安心すること」からくる愛情は、あくまで「条件付き」。
子供は親に叱られないようにするために「いい子」であろうと無理をしたり、将来の夢など「自分の意見」を出すのが怖くなったりします。
その結果、幼少期の時に得られなかった愛情を補おうと「愛されたい」と思うようになりますが……。
本音を出すのが怖く、深い付き合いが出来ない結果
寂しい……(ぴえん)
となり、セフレどまりとなります。
これが、「愛されている」と感じてしまうんですね。
しかし、セフレによる愛され感はあくまで一時的。
3日も経てば、再び「寂しい……(ぴえん)」と感じる、そんな無限列車に乗っかってしまいます。
本来、愛情は「無条件」なものです。
例えば子供が運動会のかけっこでビリだったとき、「ビリという結果を叱る」のではなく、「走り切ったことや頑張ったことをほめる」とか。
そのあと
- 週末一緒にランニングする
- フォームを教える
といった改善策を一緒に考えることによって、子供も「帰る場所がある」と安心し、また頑張ろうと思えます。
しかし、子どものころに無条件な愛情を与えられなくければ、心の奥底にしまい込んだ「寂しい気持ち」を抱えたまま。
寂しい気持ちを抱えているけど、誰にも認めてもらえない。
「セフレと一緒にいる時間が、唯一自分を肯定できる時間」と考え、沼から抜け出せなくなりがちです。
ところで、なんでそんなに詳しく書けるの……?
こう思った方もいるでしょう。
実はぼくも「愛着障害」だからです。
けど、ぼくはセフレで「寂しい気持ち」を埋めようとは、全く思っていません。
両親の闇落ちを目の当たりにして育ってきたから……。
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【実話】セフレがほしいと寂しいという気持ちに近い両親
セフレがほしいという寂しい気持ちを消化しないまま結婚したら、W不倫となる可能性が高いです。
実際、ぼくの両親がそうでした。
さらっととんでもないこというなこいつww
そう思われたかもしれません。
盛った話ではなく、紛れもない事実。
心して読んでくださいね?←
謎の女と謎の男
そもそも父親は浮気性です。
ぼくが小学生のころ歓楽街で駐禁を切られていることが、浮気がばれた要因でした。(もうちょい用心しろよ、と子供ながらに思いましたがw)
また、ぼくが中学の時から父親は単身赴任しましたが……。
- 兵庫にいる女と結婚する
- 2人とも自立したら離婚する
- キスをしてないと言えばうそになる
こんな感じで浮気し放題。
今はわかりませんが、身内の不幸を除けば5年以上帰省していないことからも、冷めきった関係なのは誰が見ても明らかでしょう。
一方の母親はといいますと、15年ほど前からアルコール依存症です。
ひどいときは、ワイン毎日1瓶開けてました。
また、家がごみ屋敷で、ぼくや妹が何度掃除しても10日後は元に戻っています。
そのことに対し、帰省していた父がキレて帰ったこともありました。
そして、ぼくが24歳の時に事態は動きます。
学校帰りにスーパーマーケットに寄り道をしたときの出来事。
助手席に男を乗せた、実家の車を目撃!!
当時学生だったので、何もできなかったのが悔しいです。
とはいえ、これは序章にすぎませんでした。
その後も夜中にその人と電話してたり、夜中に突然いなくなったり。
ひどいときには、「俺のフィアンセ」というメールが送られてきているのを見て妹が号泣したり。
日に日にエスカレートしていきます。
そして決定打は、ぼくが社会人になってマイカーで友達と遊びに行っていた時です。
たまたま立ち寄ったイオンモールで、母が男の人と歩いているのを発見!!
さらには、実家の車に母とその男が2人で乗り込んだところまで……。
思わず絶句して、友達からも心配されます。
そしてその日を境に、「家出」という名の一人暮らしを決断しました。
お世辞にも、父を見ても母を見ても、全く幸せそうには見えません。
一時の快楽は虚無感を生み、また快楽を求めることを、親の目を見て学びましたね(;^ω^)
曲にしてしまいました
実は、「寂しい気持ち」を抱えた若者の曲をかきました。
曲自体を作ったのは、私がバンド活動をしていた2015年。
しかし、バンドの脱退直前に作ったのもあり、形にしたのは2020年の4月です。
お時間あるときに聞いてみてください( ˘ω˘ )
最後に:セフレがいないと寂しいと悩むあなたへ
この記事では、セフレがいないと寂しいと感じる理由と心理要因について紹介しました。
セフレがいないと寂しい理由は
- 育ってきた時代背景
- 異性と出会う気軽さ
- 法で裁かれず正当化
といったことで、根本要因として「愛着障害」も考えられます。
ぼくも愛着障害で、長年のあいだ「得られなかった愛情」を探していました。
しかし、うまくいきません。
うつ病も回復傾向にあり、闘病の中で嫌と言うほど自分と向き合い、「寂しい気持ち」と闘ってきました。
時折寂しくなることもありますが、以前と比べたらはるかに改善しました。
「寂しい気持ち」と向き合う機会は定期的に来るとは思いますが、逃げずに向き合っていきます。
最後にもう1つ。
この記事を読んでくれているあなたが、負のループに陥らないことを心の底から願います。
一緒に頑張りましょうね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も皆さま生きててえらい!
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