- うつ病の恋人はLINEを返せないって本当?
- 私が嫌われただけじゃないの?
恋人がうつ病で休職したとき、このように悩みますよね。
実際、僕のオンライン相談でも「うつ病の恋人と音信不通」という悩みが多く寄せられています。
結論から言いますと、「うつ病になるとLINEを返せない」というのは本当です。
というのも、うつ病で休職しているときは身体も脳も疲れており、文章を読んだり考えたりすることがしんどくなるから。
僕自身もうつ病の当事者で、LINEはおろか、本を読むのがかなり低速になったのを今でも覚えています。
筆者の自己紹介
とはいえ、まったく連絡がないと「嫌われたのかな」「見捨てられたのかな」と考えてしまいます。
そのため「2週間に1回、返しやすいメッセージを送る」のがおすすめです。
この記事で詳しく紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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うつ病の恋人がLINEを返せない3つの理由
うつ病の恋人がLINEを返せないのは、主に以下の3つの理由からです。
- そもそも返信する体力がない
- 文章を読むのがしんどい
- 返信に対する義務感がしんどい
それぞれ詳しく紹介します。
①:そもそも返信する体力がない
うつ病になった直後は、そもそも返信する体力がありません。
「泣いては寝て」を毎日繰り返し、食欲すらわかないほどです。
加えて、睡眠時間も乱れやすく、昼間に寝ていたり逆に夜中に目が覚めたりしがち。
僕がうつ病だったときも、昼に泣いては寝るのがしばしば……
そのため「返信が夜中になって申し訳ない」と考え、気づいた頃には忘れていたなんてケースもありますね。
②:文章を読むのがしんどい
うつ病になると、文章を読むのがしんどくなります。
というのも、うつ病は「脳の病気」と言われており、厚生労働省が運営するポータルサイト「こころの耳」でも以下のように書かれています。
うつ病は、一言で説明するのはたいへん難しい病気ですが、脳のエネルギーが欠乏した状態です。それによって憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うことも珍しくありません。
引用元:こころの耳
こんな状況だと、LINEの文章を読んだり返信を考えたりするのは結構な重労働。
加えて、次に紹介することもあって、「未読無視」にしてしまうことも多いです。
③:返信に対する義務感がきつい
うつ病になる人の多くは、まじめで責任感が強いです。
仕事はもちろん恋愛でも当てはまり、恋人との連絡も大切にしてきたことでしょう。
一方で「既読をつけたら返す必要がある」と考えている人も多く、「このループが続くのか」と思って未読のままにしがち。
こうした背景を知らなければ、「私と別れるつもりだ」と感じますよね。
LINEを返せないうつ病の恋人とどう向き合うか
では、LINEを返せないうつ病の恋人と、どう向き合えばいいのでしょうか。
僕がおすすめしたいのは「月に1〜2回軽めのメッセージを送る」ことです。
月に1〜2回だとそこまで大きな負担にはならないですし、「恋人に見捨てられた」という不安もなくなりますから。
具体的には、以下のような「プライベートでちょっとした嬉しかったことを送る」のがいいでしょう。
- この前見た桜がきれいだった
- この前行ったラーメン屋がおいしかった
こういったメッセージだと、見たときに穏やかな気持ちになれますからね。
そして、文末に「返信はいつでもいいからね」と添えると、安心して療養に専念できるでしょう。
僕に相談くださった方が実際にこの方法を取り入れ、「返信が来た」ととても喜んでおられました!
これだけはダメ!LINEが返せないうつ病の恋人にしてはいけない3つのこと
一方で、LINEが返せないうつ病の恋人にしてはいけないこともあります。
- 連絡を催促する
- 1ヶ月以上連絡しない
- 急かすようなことを言う
①:連絡を催促する
ここまでを読んでお気づきかもしれませんが、以下のように連絡を催促するのは絶対にやめましょう。
- なんで返事くれないの?
- SNSは更新してるのにおかしいよ
- 私のこと嫌いになった?
このような言葉が届くと、恋人は返事できない自分をますます責めることに。
「返事がくればラッキー」くらいに考えましょう!
②:1ヶ月以上連絡しない
連絡を返せないからといって、1ヶ月以上何も送らないのは不安になります。
人によっては「恋人にも見捨てられた」と考え、絶望してしまうかもしれません。
近況報告のような感じで、返事が来なくても定期的にメッセージを送りましょう。
少し調子が良くなったときに、返事が来るかもしれませんからね!
③:急かすようなことを言う
返信そのものはもちろん、それ以外でも「急かすようなメッセージ」はかなりしんどくなります。
具体的には、以前X(Twitter)で投稿した下の画像のような内容で、多くのうつ病当事者から共感の声が届きました。
特に、結婚を考えている恋人だと、お金や仕事が心配になってついつい聞きがち。
今はその気持ちをグッとこらえて、体調回復に向けてそっと寄り添いましょう。
言われて嬉しかったこともまとめました
まとめ:うつ病の恋人とのLINEは「じっくり」がカギ
この投稿では、うつ病の恋人がLINEを返せない理由と、向き合い方について紹介しました。
うつ病の恋人がLINEを返せない理由
- そもそも返信する体力がない
- 文章を読むのがしんどい
- 返信に対する義務感がしんどい
うつ病の恋人とのLINEは「月に1〜2回、軽めのメッセージを送る」のがおすすめ!
うつ病の恋人へのLINEでしてはいけない3つのこと
- 連絡を催促する
- 1ヶ月以上連絡しない
- 急かすようなことを言う
うつ病の恋人にとって、LINEはしんどいもの。
不安になるとは思いますが、その気持ちをおさえながら月に1〜2回のメッセージを楽しみましょう。
ある程度回復したら、文章でのやり取りも難なくできるようになりますからね!
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自分の場合はどうしたらいいの……
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!
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